下肢静脈瘤の方が運動をするときに知っておきたいポイント
皆様こんにちは! 三鷹駅より徒歩2分にあるPERSONAL TRAINING STUDIO U(スタジオユー)です!
突然ですが、ふくらはぎや太ももに蜘蛛の巣みたいな血管が見えていると思ったことはありませんか? 今それらが見えてなくても脚がだるい、ふくらはぎがよくつる、靴下の跡がすぐに消えずに残るといった症状がある場合、下肢静脈瘤の可能性が出てきます。 そこで本日は、下肢静脈瘤と運動の関係性について、お話しいたします。
- 下肢静脈瘤と運動の関係性がわかります。
- 下肢静脈瘤の人の運動のポイントがわかります。
- 運動をする際に注意するべきポイントがわかります。
目次
・ 下肢静脈瘤とは
下肢静脈瘤とは、下肢の静脈がふくれてコブのようになる病気のことです。 足などの血管が部分的にふくれて盛り上がっている状態を指しますが、静脈という足の血管の中にある逆流防止弁が壊れておこります。 そのため、血液が心臓に戻りにくくなることで、立っていると足に血がたまり、時間の経過とともに足がむくんだり、だるさを感じることがあります。 下肢静脈瘤が悪化すると、皮膚のかゆみ湿疹や色素沈着、潰瘍などの皮膚炎の原因となることがあります。
・下肢静脈瘤に適している運動
下肢静脈瘤の方の場合、軽いウォーキングやジョギングを取り入れると、症状の改善につながることがあると言われています。 特にふくらはぎを鍛えると、血液を循環させる働きが強化されて、下肢静脈瘤の症状の改善や予防につながります。 さらに、肥満は下肢静脈瘤を悪化させる原因となりますので、運動を習慣化することで肥満を解消すると下肢静脈瘤の予防につながるでしょう。
下肢静脈瘤の方が避けるべきこと
下肢静脈瘤の方の場合、食生活にも意識を向ける必要があります。 特に塩分や脂肪分を多く含む食べ物は、下肢静脈瘤を悪化させることがあるほか、便秘や高血圧も下肢静脈瘤の悪化の一因となる事があるので注意が必要です。
※マラソンやハードな筋トレなども、下肢静脈瘤を引き起こしたり、悪化する原因となりますのでトレーニングのメニューを決める際に注意するようにしてください。
・下肢静脈瘤の人が日常で注意すべきこと
最後になりますが、下肢静脈瘤の方が注意すべき点として長時間同じ姿勢を取らないことが挙げられます。 特に、立ちっぱなしや座りっぱなしで同じ姿勢でパソコンに向かう、テレビを見るなどは注意が必要です。 立ちっぱなしや座りっぱなしで作業をする場合も1時間に1回は休憩するなど、工夫を取り入れてみてください。
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お客様
下肢静脈瘤と言われましたが、運動をしても大丈夫ですか?
はい、医師に相談をして許可を得られれば運動は可能です。 血液循環をしっかりとさせるために、むしろ運動をした方が良いと言われています。
運動するときに注意することはありますか?
はい、マラソンやハードな筋トレは下肢静脈瘤の症状を悪化させてしまう事がありますので控えるようにして下さい。
下肢静脈瘤の人におすすめの運動はどんなものがありますか?
軽いウォーキングやジョギングなどがお勧めです。 また、立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢にならないように注意して下さい。